審査落ち やってはいけない行動

カードローンで有名なアイフル。せっかく申込をしてみても、残念ながら審査に落ちてしまった方もいらっしゃるかもしれません。すぐにお金が必要でアイフルに申込をしたのに落ちてしまったら焦ってしまいますよね。でも、焦って次の行動をするのは危険なんです。アイフルの審査に落ちた後にやってはいけないことがあるんです。

審査に落ちた後にやってはいけないこととは何なのか、1度審査に落ちてしまっても再審査は可能なのかについてご紹介します。

アイフルの審査結果はどうやって届くのか

まず最初に、審査結果の連絡が来ない=審査に落ちたではありません。アイフルでは審査に通っても落ちても、審査結果は必ず届くんです。アイフルからの正式な審査結果をまず、受け取りましょう。

では、審査結果は、いつ、どうやって連絡がくるのでしょうか?

審査結果の連絡は電話もしくはメールで連絡がきます。「審査結果は電話で来る」と思い込んでメールをチェックしない方もいらっしゃるので注意してくださいね。例えば、登録されていないメールアドレスからのメールは迷惑メールフォルダに入ってしまい、受信通知されない場合もあります。

また、メールの振り分け設定によって他のフォルダに入ってしまうこともあります。このように実際には届いているのに、届いていることに気づかないケースも多いので注意が必要です。

通常、アイフルに申込をすると24時間以内にアイフルから「申し込み受付完了メール」が届きます。このメールが届いているかどうかをチェックしてみてください。もし、申込後24時間以内にこの「申し込み受付完了メール」を受信していない場合は、アイフルからのメールを受信できていないことになります。その場合、アイフルに問合せをしてみましょう。そもそもメールを受信できない状態では、待っていても審査結果はいつまで経っても届きません。

次に、審査結果はいつ届くのでしょうか?

アイフルでは審査時間は最短で30分と言われていますが、平均するとだいたい1~2時間のようです。なので、30分経って連絡がないからといって焦らないでください。あくまでも「最短」30分であって、必ずしも30分で審査結果の連絡がくるわけではありません。混雑状況や時間帯、審査内容によって実際に審査にかかる時間は異なり、平均すると1~2時間程度かかりるようです。場合によっては翌日になる場合もあるんです。なので、すぐに審査結果の連絡が来ないからといって焦らずに、アイフルからの連絡を待ちましょう。

審査落ちした後やってはいけないこと

審査に落ちたという連絡がきた場合、あなたならどうしますか?

審査に落ちてしまうと、想像以上に落ち込んだり焦ってしまう人が多いようです。気持ちはわからなくありませんが、慌てて次の行動をしないでください。審査落ちした後にやってはいけないことあるんです。

審査落ちした後にやってはいけないことは、「すぐに他社に申し込む」ことです。

え?なんで?と思いますよね。多分アイフルの審査に落ちてしまったら他社に申込をしようと思う方がほとんどだと思います。

なぜすぐに他社に申し込んではいけないのか

アイフルの審査に落ちたという情報は、信用情報に記録されています。そのため、たとえ他社のカードローンに申込をしたとしても、審査の際に信用情報の照会が必ず行われます。その際、信用情報の他社の照会情報が記録されていると、「他で審査に落ちているということは信用できないな」「他社で落ちてすぐに申込するってことは相当お金に困っているな」と思われてしまい、今回申込をしたカードローンの審査に通ることはまずありません。

今回申込をしたカードローンの審査に落ちてしまうだけではなく、今回のカードローンの情報がまた信用情報に記録されてしまいます。つまり、すぐに他のカードローンに申込をすると、審査に通ることはない上に、審査落ちの情報だけがどんどん記録されていくことになり、いわゆる申込ブラックになってしまうんです。

申込ブラックとは

申込ブラックとは、短期間に複数の金融機関へ申込を行うことで審査に通りにくくなってしまう状態のことを言います。申込の期間や件数についての基準は、金融機関によって様々で公開されていないのですが、一般的には1~3ヶ月の間に3社以上と設定していることが多いようです。

このように、審査に落ちた後にすぐ他社に申込をすると申込ブラックになってしまう恐れがあるので、他社に申込をするのは少し間を空けるようにしましょう。

参考:【注意】申し込みブラックだと何度審査してもNG!確認方法と消えるまでの期間は?

どの位、間を空ければいいのか?

審査落ちした場合、すぐに他社に申込をしないほうがいいとご紹介しましたが、どのくらい間をあければいいのでしょうか?すなわち、申込ブラックはどのくらいの期間信用情報に記録が残っているのでしょうか。

実は、信用情報に「申込ブラック」という項目があるわけではありません。申込ブラックとは、信用情報に記録される申込情報を見て各金融機関が判断をしています。そして、信用情報に記録される情報は永久に記録が残るわけではなく、情報毎に登録期間が決まっています。申込ブラックを判断する申込情報の登録期間は、6か月間となっています。なので、たとえ申込ブラックになってしまったとしても6ヶ月経てば申込ブラック状態は解除されるということになります。

つまり、審査に落ちてしまった場合は、次の申込まで6ヶ月間、空けるようにすると良いでしょう。

再審査は可能なの?

アイフルの審査に落ちてしまった場合、再度アイフルに申込をすることは可能なのでしょうか?もちろん、再度申込をすることは可能です。しかしながら、再度アイフルに申込をするのも6ヶ月は間を空けましょう。理由は、他社の申込と同じです。

今回審査に落ちた情報が6か月間残っているので、今回の審査に関する情報が消えてから申込するようにしましょう

審査に落ちる理由と対策

6ヶ月以上間を空けたからと言って、再度申込をした際、審査に通るとは限りません。審査に落ちたということはそれなりの理由があるはずです。

審査落ちした原因がわからないまま、再度申込をしてもまた審査に落ちてしまいかねません。ここは一度、審査落ちした原因をはっきりさせ、対策してから申込をするようにしましょう

よくある審査落ちの原因としては、

・ 他社借入の件数・金額が多い
・ 収入に対して借入希望額が高い
・ 勤続年数・居住年数が少ない

と言われています。それぞれ詳しくご紹介します。

他社借入の件数・金額が多い場合

申込の際に、他社の借入がたくさんあると審査に不利になります。ただ、他社借入があるからといって必ず審査に落ちるわけではありません。下記にあてはまる場合はそれが審査に落ちた原因かもしれません。

・総量規制に引っかかっている
・借入件数が多い
・きちんと返済していない

総量規制に引っかかっている

他社でも借入がある方は、総量規制のことを忘れてはいけません。総量規制とは、年収の3分の1までしか借入できないというルールです。この借入とは、すでに他社で借入をしている金額とこれから新しく借入しようとしている金額の合計になります。

例えば、年収300万円の場合、借入できる金額は100万円までとなります。すでに他社で50万円借入がある場合には、新しく借入できるのは50万円となります。総量規制に引っかかる金額の借入を希望していたら、次回は金額を少なめにして申し込んでみましょう

借入件数が多い

他社借入では「何件借りているか」も重要となります。仮に借入額が50万円ある場合、①1社から50万円、②3社から合計50万円、どちらが審査に通りやすいと思いますか?

どちらも同じ50万円の借入ですが、「1社から50万円」の方が審査には通りやすいんです。何社からも借入をしている方が審査には通りづらいので、借入件数が多い人は新しく借入をする前に借入件数を減らしましょう

借入件数を減らす方法は、完済する方法の他に「おまとめローン」を利用するという方法もあります。おまとめローンとは、複数の会社からの借入を1本にまとめるサービスのことです。おまとめローンを利用すると、借入件数を1社にすることができるだけではなく、毎月の返済額や金利の負担、支払回数を減らせるというメリットがありますよ。おまとめローンは、プロミス等でも行っているので、他社借入件数が多い方はぜひ検討してみて下さい。

きちんと返済していない

借入先が複数あると、返済日もばらばらで管理が大変です。だからといってそれぞれの返済に遅延したりしていると、審査にはマイナスとなります。他社の返済をきちんと行っていない人は、お金を貸してもきちんと返済してくれないと思われてしまうので、審査に通りづらくなってしまいます。ですので、他社借入がある場合には、他社の返済も返済日にしっかり行うようにしましょう

収入に対して借入希望額が高い場合

収入に対して借りる金額が多すぎると審査に落ちやすくなります。たとえ総量規制の範囲内であっても、年収の3分の1ぎりぎりまで借りようとしている場合は、貸す側もちゃんと返済してくれるか不安に思います。貸す側としては確実に返してくれる人に貸したいというのが本音です。

確実に返してくれるかどうかは実際貸してみないとわからない部分もあるので、確実に返せる範囲の金額かどうかで貸しても大丈夫かどうかを判断しています。審査に少しでも通りやすくするためには、必要以上の金額は申し込まず、借りたい金額を最小限申し込むようにしましょう

勤続年数・居住年数が少ない場合

カードローンの審査では「安定」というのも重要なポイントになっています。

「安定」は申込者の勤続年数や居住年数で判断していて、年数が長いほど審査にプラスとなります。なので、転職や就職したばかりだったり、引越ししたばかりというのは審査に不利になります。年数が少ない場合の対策は簡単で、再度申込をするまで職場や住所を変えずにいればいいんです。「長年働いている」「長年暮らしている」だけで、審査に有利になるんです。

年数は1年以上が望ましいですが、最低でも半年以上あれば再審査に通る可能は上がるので、再度申込をするまで転職や引越しをせずに年数を稼いでおきましょう。

まとめ

アイフルでは、審査に落ちた場合にも必ず連絡が来ます。審査結果がなかなか来ない場合は、落ちたと決めつけずに、電話の着信やメールボックスを確認してみましょう。万が一審査に落ちてしまった場合は、すぐに他社へ申込してはいけません。

審査に落ちてしまった場合には少なくても6ヶ月は間を空けて次の申込をするようにしましょう。ただし一度落ちている場合は落ちた原因を考えて、対策をしてから再度申込するようにしましょう。

・審査結果は電話もしくはメールで届く
・もし審査に落ちてしまった場合には、すぐに他社に申込むのはNG
・信用情報に審査落ちした情報が記録されている
・審査落ちした情報があると他社の審査に通りづらい
一般的に1~3ヶ月の間に3社以上申込をすると申込ブラックになる
・一度審査落ちしたら次の申込は6ヶ月以上空けるのがベスト
総量規制に注意
・希望借入限度額は必要最小限で
・勤続年数・居住年数が長いほど有利