ジャパンネット銀行カードローンの延滞

ジャパンネット銀行は、ネット銀行です。パソコンやスマートフォン、タブレットなどからいつでも手軽にアクセスすることができるのが魅力です。そのジャパンネット銀行のカードローン商品は「ネットキャッシング」と言います。

ネットキャッシングは、ローンカードなしで借入できる便利なサービスです。郵送物もないので家族・周囲にバレずにお金を借りられることができるので人気のカードローンです。

そんな便利なカードローンですが、実は支払を延滞すると将来にわたり影響がでてしまいます。

「借りてみたいけど延滞するのが怖い・・」
「今利用しているけど延滞するかもしれない」

という人へ、ジャパンネット銀行のカードローンの延滞をしないための対策をまとめました。

延滞しないために誰でもできる準備とは?

延滞をしないためにできることはいくつかあります。

ジャパンネット銀行は他のカードローンに比べてサービスも多様なので、賢く利用すれば延滞を避けられます。延滞をしないために是非行って欲しいことをご紹介します。

・ 約定返済日は給料日の翌日に設定
・ 給与口座をジャパンネット銀行にする
・ 定額入金自動サービスを利用
・ 返済日事前メールが届くようにしておく

約定返済日は給料日の翌日に設定する

必ず支払える方法として、給料日の翌日を返済日に設定しておく方法があります。

ジャパンネット銀行のカードローンは、自分で返済日を決めることができるのです。銀行系のカードローンはほとんどが返済日は決まっていて、自分で返済日をきめることができません。15日が給料日なのに、1番お金がない10日が支払日になっている、ということも少なくありません。

給料日の翌日を返済日にしておくと、返済に充てる分を最初に確保できるので、延滞するリスクもずっと少なくなります。

返済日を自分で設定できる

ジャパンネット銀行のカードローンは、毎月1〜28日または月末というように返済日を自分で決めることができます。もちろん追加で返済することもできるので、余裕ができれば返済日以外にも返済ができます。

ただし追加返済をしても月々の約定返済日には返済が必要なので、注意が必要です。

返済日はwebでいつでも変更可能

返済日はwebからいつでも変更することができます。これまで15日が給料日だったけど、転職して25日に変わった、という場合もすぐに変更できるので困らなくてすみます。

実に柔軟な対応をしてくれるので、うまく返済日を設定すれば延滞せずにすみますよね。

給与口座をジャパンネット銀行にする

ジャパンネット銀行のカードローンは、ジャパンネット銀行の預金口座から引落になります。

給与口座をジャパンネット銀行にしておけば、給料日の翌日に引落がかかるので、残高が少なかったり、うっかり返済日を忘れていた、ということも防げます。ジャパンネット銀行の口座は、最短5日でできます。

定額入金自動サービスを利用

定額入金自動サービスとは、今メインで使っている口座から毎月一定の金額をジャパンネット銀行に移動させるものです。何と手数料は無料です。

あまり聞いたことのない便利なサービスで、どうしても給与口座を変更することが難しいという人にも嬉しいサービスですよね。この定額入金自動サービスの入金日付近に返済日を設定しておけば、支払漏れを防げますね。

返済日事前メールが届くようにしておく

ジャパンネットのカードローンは、返済日の前に事前のお知らせメールを届けてもらうことができます。メールが届くことでうっかり支払い忘れも防げるので、事前メールは登録しておきましょう。銀行のカードローンでこういったサービスがあるのは珍しく、利用者には心強いですね。

延滞しそうになったらすべきことは?

延滞しないための準備対策を紹介してきましたが、実際に、返済が難しくなる時もあると思います。そこで、もしそうになったらどうすれば良いのかを説明していきます。延滞してしまった時の被害を最小限に押さえましょう。

すぐに銀行へ連絡

延滞しそうだとわかった段階でジャパンネット銀行に連絡しましょう

支払う意思があることを伝えておくことが大切です。できれば具体的に支払ができる日と、今回だけなのか継続的に支払が難しくなりそうなのかも含めて、理由も伝えておいた方が良いですね。連絡を入れたからといって遅延損害金が免除になるわけではありませんが、それでも誠意を伝えることはできます。

なんとしてもお金を用意する

ジャパンネット銀行のカードローンは、負担にならないように返済できるようにと毎月の返済額が少なく設定されています。ですので、金額によってはなんとかお金を工面して支払いができるようにしてください

親から借りる

一番早いのは、親からお金を借りるという方法です。

銀行カードローンとはいえ、借金には変わりありません。「借金の返済が困難になった」と親に伝えるのでは抵抗を感じるでしょうが、強制執行される等の悪影響は避けた方が良いです。

正直に親に伝え、お金を貸してくれるように頼んでみると良いでしょう。しかし親といっても必ずお金を貸してくれる保証はありませんので、断られるケースだって十分考えられます。日頃からの付き合いにもよりますが、先ずは頼んでみることをオススメします。

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延滞後にくる連絡にはすぐに対応

もしも延滞してしまったら、ジャパンネット銀行から連絡が来ます。

「お支払いをお忘れではないでしょうか」と言った内容です。もし連絡が来たらすぐに対応するようにしてください。ベストは延滞する前に連絡することです。もし電話に出られなくても、折をみて折り返しの連絡をするようにしましょう。滞納していて連絡がつかないと、払う意志がないのでは?と思われたり、自宅に連絡や督促状が届けられることもあります。

延滞すると将来に悪影響がある

支払を延滞すると様々な影響が及びます。

ちょっとだけならいいかと何度も延滞を繰り返したり、長期間延滞をしていると数年間にわたり影響がでてしまいます。長い場合では10年のこともあります。どういった影響があるのかまとめました。

個人信用情報に傷がつく

1番困るのは個人信用情報に傷がついてしまうことです。

個人信用情報とは、名前や住所や勤務先の情報に加えて、いつローンの契約をしたのか、月々の返済状況はどうなのか、ということまで情報が記録されます。これはジャパンネット銀行だけが保有する情報ではなく、他の銀行やローン会社が情報を見ることもできます。

将来クレジットカードやローンの審査に通らなくなる

審査の際に判断材料として使われるのが個人信用情報です。

延滞を繰り返していたりブラックリストに載るような人にお金を貸したり、クレジットの契約をさせたいとは誰も思いません。クレジットカードが作れないとネット社会では困りますし、海外に行く時もないと不便です。このように延滞のせいで「問題のある人」と見なされるのはもったいないですし、防がなければなりません。

遅延損害金を支払わなければならない

遅延損害金の年率は20.0%です。1日すぎると遅延損害金は発生するので、金利の他にもったいないお金を支払わなければならないです。

一括返済を求められる場合もある

延滞を繰り返すと「期限の利益」を失う、つまり一括返済を求められる場合があります

期限の利益とは、例えば50万円借りている時に、1万円ずつなど少しずつの返済で良いですよ、というものです。しかし延滞を繰り返したり、長期延滞をしていると期限の利益を失うので一気に全額返済を求められる可能性があります。

新たな借入や自動融資ができなくなる

延滞すると返済するまで新たな借入や自動融資サービスが利用できなくなります。

自動融資(オートチャージ)は、口座に残高がない時に公共料金などの引き落としがあった場合、自動で融資してくれるものです。これが利用できないので、日々の支払いも延滞してしまう可能性があります。この自動融資は残高があってもカードローンの返済には利用できません。

最終的に強制解約されることもある

長期延滞をしていたり、ジャパンネット銀行からの督促も対応しなかったら、最悪の場合、強制解約されてしまうこともあります。強制解約になると一括返済を求められたり、個人信用情報もいわゆるブラックリスト状態になってしまいます

個人信用情報機関の記録は完済してから5年ほどで消滅しますが、ジャパンネット銀行内の情報には残り続けますから、完済したからといってジャパンネット銀行でまた契約するのは難しいでしょう。

まとめ

ジャパンネット銀行は、金利も安く、魅力的なサービスがたくさんあります。カードローンは手軽に利用できて便利ですが、延滞など将来に影響を及ぼす可能性もあります。ジャパンネット銀行は様々な工夫で延滞を未然に防ぐことができます。利用できるサービスはうまく活用して、賢くカードローンを利用したいですね。

延滞を防ぐには、約定返済日を給料日の翌日に設定
・ 返済日はwebでいつでも変更可能
・ ジャパンネット銀行の口座を給与口座にしておくと延滞しにくい
・ 返済日事前メールでうっかり忘れを防ぐ
延滞しそうになったら事前に銀行へ連絡
・ 延滞は個人信用情報に傷をつける
・ 延滞は期限の利益を失うので一括返済を求められるケースもある
・ 延滞しないためにも、何としてもお金を用意するのが重要