子供が将来なりたい職業ランキングトップ10に入るほど人気の職業になったYouTuberですが、実際どのくらい稼げるのでしょうか?YouTubeは無料で動画を見れるコンテンツであるのに、どうやってお金を稼ぐのか不思議ですよね。

実際YouTuberがどれほど稼いでいるのか、登録者数と年収に関係性があるのか等についてご紹介します。

YouTuberになるには?

YouTuberは企業に勤めるサラリーマンのように会社からお給料をもらうわけではありません。ではどのように稼いでいるのかというと、YouTubeに動画を投稿し、その動画の再生回数に応じた広告収入がYouTuberの収入になります。

YouTubeの広告収入はYouTuberによっても異なっており、1回再生あたり0.05円~0.1円と言われています。ただし、動画をYouTubeに投稿すれば誰でも広告収入を得られるわけではありません。

YouTubeのパートナープログラムへの参加が必要です。

YouTubeのパートナープログラムに参加するには、特に資格や学歴などは必要なく、YouTubeのホームページにアクセスして登録をすればOKです。パートナープログラムに参加し、動画を撮影してYouTubeにその動画をアップすれば誰でもYouTuberになることはできます。

但し、YouTuberで広告収入を得るには審査があります。

その審査を受けるのにも条件があり、チャンネルの過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間、チャンネル登録者数が1000人に達しているかどうかになります。審査の条件は以前よりも厳しくなっており、今後条件が変更になる可能性もあります。

Google AdSenseとの関連は?

Youtubeは2006年にGoogle社に買収されたので、グループ会社(子会社)になります。パートナープログラムに登録後、GoogleのアカウントでGoogle AdSenceと関連付ける必要があります。再生回数が1万回に達すると、申込の審査が実施され、動画が規約に遵守しているか確認されます。遵守されていると判断されると動画に広告の掲載が許可されるという仕組みになっています。

YouTuberになることは登録すればいいだけなので誰にでもできますが、YouTuberとして収入を得るためには、まずは審査を受ける条件をクリアするために視聴者を確保する必要があり、また、条件をクリアしたとしても動画が不適切だと判断されたら審査に落ちてしまうので、投稿する動画も規約を遵守しているものでなければなりません

YouTuberとして生活するだけの収入を稼ぐというのは誰にでもできるわけではなく、それなりの条件をクリアする必要があるということに注意しましょう。

YouTube広告の種類

YouTubeの広告はいくつか種類があるので簡単にご紹介します。

インストリーム広告

動画の再生前、15分後、30分後とCMのように流れる広告です。広告をすべて視聴した場合と、広告をクリックして外部サイトへアクセスした場合に報酬が発生します。スキップできるものとできないものがあります。

オーバーレイ広告

動画コンテンツの表面に表示される広告です。YouTubeでは動画の下部に表示されるものが多いです。クリックされると報酬が発生しますが、×印を押して広告を消した場合は報酬は発生しません

サイドバー広告

動画の右側のサイドバーに表示される広告です。クリックされると報酬が発生します。

YouTuberの年収ランキング

では、次は実際どんな人がどのくらい稼いでいるのか、ご紹介したいと思います。実は、YouTubeの規約上YouTuberが収入を公表することは禁止されています。

ジャンルや動画時間によっても変わってきますし、企業案件やメディアへの出演など広告収入以外の収入がある場合もあるので、YouTuber個人のはっきりした収入を知ることはできないんですね。

なので、ここでは動画の再生回数をもとに、年収1億円を稼いでると思われる人気Youtuberをご紹介します。

<年収1億越えと思われる人気Youtuber>

HIKAKIN
キッズライン♡Kids Line幼児チャンネル
はじめしゃちょー
AAAjoken
せんももあいチャンネル
Kan & Aki’s CHANNEL

登録者数と年収の関係性。生計を立てていける水準

人気YouTuberの年収についてご紹介しましたが、チャンネルの登録者数と年収には関係があるのでしょうか。

登録者数:10万人クラスがライン

登録者数10万人クラスのYouTuberはどれだけ再生回数があるのでしょうか。当然、ばらつきはありますが、登録者数が10万人クラスで月1000万回再生を達成している強者Youtuberもいますが、全体をみると、10万人クラスでは200万回再生規模のYouTuberが多いです。

月200万回再生されれば、仮に1回再生あたり0.1円とすると月20万円の収入があるということになるので、動画更新をしっかり続ければ最低限の生活ができる収入を得ることができる規模だといえます。

やはり登録者数を伸ばしているYouTuberほど再生回数が多く、また登録者数を伸ばす一番の近道はやはり動画の更新にあります。動画更新をしっかり続けることができれば、生活できるだけの収入を得ることも可能になります。

まとめ

子供が将来なりたい職業ランキングトップ10に入るほど人気の職業であるYouTuber。YouTuberは企業に勤めるサラリーマンのように会社からお給料をもらうわけではなく、YouTubeに動画を投稿し、その動画の再生回数に応じた広告収入がYouTuberの収入となります。

YouTuber=稼げるというイメージがある方もいらっしゃると思いますが、YouTubeの広告収入はYouTuberによっても異なりますが、1回再生あたり0.05円~0.1円と言われており、YouTuberとして稼ぐためにはかなりの回数動画を再生してもらう必要があります。

チャンネルの登録者数を伸ばしているYouTuberほど再生回数が多い傾向があり、登録者数を伸ばす一番の近道はやはり動画の更新にあります。動画更新をしっかり続け登録者数を伸ばすことができれば、再生回数も多くなり、生活できるだけの収入を得ることも可能になります。

・YouTubeに動画を投稿し、再生回数に応じた広告収入がYouTuberの収入
・再生単価は、再生回数だけではなく動画の視聴時間に基づいても算出
・1回再生あたりいくらとは決まっておらず、0.05円~0.1円と言われている。
・YouTuberが収入を公表することはYouTubeの規約上禁止されている
・推定だが、年収ランキングの上位は1億を越える
過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間、チャンネル登録1000人以上が必須
・再生回数が1万回を超えると審査が実施される
・動画が規約に遵守していることが確認されると広告の掲載が許可される
・インストリーム広告、オーバーレイ広告、サイドバー広告などがある
・登録者数を伸ばしているYouTuberほど再生回数が多い傾向がある
・登録者数を伸ばす一番の近道は動画の更新