
スパイク・チュンソフトから発売された「AI: ソムニウム ファイル」シリーズの最新スピンオフ作、『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』。初代主人公・伊達鍵が再び主役を務めるということで、多くのファンが発売を心待ちにしていました。本作のメタスコアは79点(※一部海外レビューでは80点との評価も)となっており、高評価を得ています。この記事では、各レビューサイトの評価をまとめ、本作の魅力に迫ります。
『伊達鍵は眠らない』とは?初代主人公コンビが復活!
本作は、人気アドベンチャーゲーム『AI: ソムニウム ファイル』のスピンオフ作品です。初代主人公の「伊達鍵(CV: 新垣樽助)」と、彼の左眼に宿るAI搭載義眼の相棒「アイボゥ(CV: 鬼頭明里)」が再びタッグを組み、新たな難事件に挑みます。
物語は、ネットアイドルの「左岸イリス(A-set)」が何者かに拉致されるところから始まります。彼女を救うため、伊達とアイボゥは聞き込みや潜入捜査を繰り広げます。シリーズおなじみの「捜査パート」や、夢の中を探索する「ソムニウムパート」に加え、本作では新たに閉鎖空間からの「脱出パート」が追加され、ゲームの幅を広げています。
メタスコア79点の評価ポイント
本作がなぜ高い評価を得ているのか、そのポイントをレビューからまとめました。
ファン待望の「伊達とアイボゥ」の掛け合い
多くのレビューで絶賛されているのが、伊達とアイボゥのコンビが織りなす軽快でユーモアあふれる掛け合いです。シリアスな本筋の合間に挟まれる下ネタやオヤジギャグ、ネットミームを多用した会話は健在。この独特の空気感が「AI」シリーズの大きな魅力であり、ファンにとっては「これが見たかった」と感じさせる内容になっています。
「極限脱出」を彷彿とさせる新たな「脱出パート」
本作で新たに追加された「脱出パート」は、同社の人気シリーズ「極限脱出」を思わせる謎解き要素が満載です。危機的状況下でアイテムを駆使し、パズルを解きながら脱出を目指すこのパートは、プレイヤーに程よい緊張感とカタルシスを与えてくれます。難易度調整も可能なため、謎解きが苦手な人でも安心して楽しめます。
スピンオフとは思えないシナリオのクオリティ
「スピンオフ」と聞くと外伝的な短い物語を想像しがちですが、本作は1本の作品として非常に高い完成度を誇ります。「ナンバリングタイトルでも良かったのでは?」という声が上がるほど、シナリオは練りこまれており、プレイヤーをぐいぐい引き込みます。都市伝説や超科学といったテーマに説得力を持たせるシナリオは、シリーズファンも納得の出来栄えです。
賛否が分かれる点・注意点
一方で、いくつかの注意点も指摘されています。
- 新規プレイヤーにはハードルが高い:本作は、過去作のキャラクターや出来事を前提としたネタが多く含まれています。そのため、シリーズ未経験者がいきなり本作からプレイすると、面白さを十分に理解できない可能性があります。多くのレビューで、先に初代『AI: ソムニウム ファイル』をプレイすることが推奨されています。
- 物語の導入部:一部の海外レビューでは、ストーリーの展開について意見が分かれる部分もあったようです。
まとめ:シリーズファンなら「買い」の一本!
『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』は、メタスコア79点が示す通り、非常に評価の高い作品です。特に、初代のキャラクターやノリが好きなファンにとっては、まさに「ご褒美」のような内容と言えるでしょう。新たな脱出パートも加わり、ゲームとしての楽しさもパワーアップしています。
もしあなたが「AI: ソムニウム ファイル」シリーズのファンなら、間違いなく楽しめる一本です。まだプレイしたことがない方は、この機会に初代からシリーズの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。